生命保険に加入する必要はあるのか?加入の必要性を考える

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生命保険に加入する必要はあるのか?加入の必要性を考える

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保険には終身保険や学資保険、個人年金保険など様々あり、医療保険や自動車保険・火災保険などを含めると、毎月かなりの保険料を支払っていると思います。

家計簿を振り返り、他の支出と比べ保険料の支払額が多いと、保険に加入する必要はなるのだろうかと疑問に思うことがあるでしょう。

そこで家庭のリスクへの対応方法とともに、生命保険の加入の必要性を考えます。

1.日本の平均寿命を確認しよう

どのぐらいの期間の保障が必要となるかは、平均寿命が参考になることがあります。保険の加入の必要性を考える根拠としてまずは、平均寿命を確認します。

厚生労働省「平成30年簡易生命表」によりますと、男性の平均寿命は81.25年、女性が87.32年となっています。平均寿命は0歳時点での平均余命ですので、40歳以上の平均余命を調べますと、次のようになります。

<40歳以上の平均余命>
男性 平均余命 女性 平均余命
40歳 42.20年 40歳 47.97年
45歳 37.42年 45歳 43.13年
50歳 32.74年 50歳 38.36年
55歳 28.21年 55歳 33.66年
60歳 23.84年 60歳 29.04年
出典:厚生労働省「平成30年簡易生命表」

たとえば、50歳の男性の場合、平均余命は32.74年ですので、「50+32.74=82.74歳」が平均寿命となります。0歳時の平均余命(平均寿命)から「81.25?50=31.25」とし、あと31年ぐらいと計算しませんので注意してください。

保険の加入を考える場合、最低でも平均寿命までは想定し、できれば「+10年」ほどは長めに見積もっておいた方がいいでしょう。

平均寿命は、退職後の生活費を何年分準備しなければならないか、医療費の負担は何歳ぐらいから増えていくか、死亡保障は何年間必要かなど、保険加入の必要性を考える上で基本となるデータです。

2.保険加入の必要性は社会保険制度を理解して判断する。

もともと、自営業者であれば国民健康保険や遺族基礎年金など、会社員や公務員であれば健康保険や遺族基礎年金、遺族厚生年金などの社会保障があります。公的年金は65歳以降に支給される老齢年金だけでなく、遺族年金や障害年金を備えた社会保険ですので、これほど優れた保険は民間の保険にはありません。

ただ社会保険は100%保障されるわけではなく、どの制度も不足する可能性はあります。その際、考えなければならないのは、不足分も保険料を払って補わなければならないか、という点です。誰でも病気にかかる可能性はありますが、医療費が高額となる可能性は低く、そのために保険料を支払うかどうかを検討する必要があるでしょう。

保険料の負担が大きくなるほど、退職後の生活資金準備に影響を及ぼすかもしれませんので、長い目で見て加入するかどうかの判断をしなければなりません。

3.保険は「損得」では判断できない

死亡保障や医療保障は年齢を重ねるごとに保険料が高くなります。また、保険料が高くなると加入するハードルは上がります。ただ保険料が高いということは、それだけ保険を利用する可能性が高いということです。

また保険料は、リスクが発生した場合の備えとして払います。保険を使わないと「損」をしたと感じるかもしれませんが、保障を得るために保険料を支払っていますので、「損得」で考えることはできません。

損得で考えてしまうと、貯蓄型しか考えられなくなり、貯蓄型保険のうち効率の悪い商品を選択してしまうかもしれません。保険は保障を得るための手数料と考えておくといいでしょう。

4.保険に加入していないリスクの対応も考える

保険に加入したからといって、すべてのリスクがなくなるわけではありません。まずは家族が抱えているリスクを挙げ、保険で対応するリスクと対応しないリスク分けます。保険に使用できる資金は限られていますので、リスクが発生すると金銭的負担が大きくなるリスクを保険で対応し、家計への影響が少ないものは貯蓄なので対応します。

子どもが大きくなれば、退職後の生活資金や医療費負担に備えることが中心となりますが、退職後の生活資金に余裕がなければ、極力、生存保険などを活用して準備しなければならないでしょう。病気に備えた医療保険に加入しない場合は、その分の現金を準備しておくことになります。

5.リスクが発生しても慌てない

想定していないリスクが発生すると慌ててしまいます。金銭的な負担があれば、予想外の支出となり、資金計画が狂うかもしれません。

しかしどのようなリスクが発生するかはわかりませんので、保険に加入しておけばよかったと後悔することもあまり意味はありません。あらかじめリスクを想定しておき、対応方法を考えておけば、それほど慌てずに済みます。可能性のあるリスクを挙げ、準備しておくことが重要なのです。

6.使い方自由の現金が準備できるまでの保障として保険を利用する

保険はリスクが発生したときの金銭的な保障を得るために加入します。保険は目的に合わせて商品を選ばなければなりませんが、現金であれば臨機応変に使うことができます。

そのため、まとまった現金ができるまでの間、死亡や病気など心配であれば、目的に合わせた保険を選ぶといいでしょう。

ここまでポイントをいくつか解説しましたが、これらを踏まえれば、保険加入の必要性があるかどうか見えてくるのではないでしょうか。

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